トレッキング中にどんなものが食べられるかって、気になりますよね。かなりのエネルギーを消費するトレッキングは食事がとても大事。
ネパールのメジャーなトレッキングは、ルート上にロッジがあるのでそこで食事をすることができるため、食料を持っていく必要はありません。
そして、ネパールのごはんはとてもおいしいので、日本食が恋しくなることもありませんでした。
ではどのような食事が食べられるのか、早速ご紹介します。
まずは、私はよく食べた料理から。
ダルバート(Dal Bhat)
ネパールの食事といえばダルバート!
ダル=豆のスープ
バート=お米
という意味で、これにタルカリという野菜のスパイス炒めが付きます。1番シンプルなバージョンがこれで、更にサグという青菜炒めが付いたり、アチャールという漬物や辛いソースが付いたり、パパドという豆せんべいが付いたり、にんじんやきゅうりのスライスが付いたりします。
ダルをごはんの上にかけ、タルカリやサグと一緒にいただきます。辛いのが好きな人は辛いソースも混ぜながら自分の好みに調整します。
ダルバートはお代わりが自由で、食べ始めてしばらくすると「もっといる?」とお代わりを運んできてくれます。私はトレッキング中はとにかくおなかが空くので、たくさんお代わりしていました。それでもダルバートは意外と消化がよく、夜食べても朝にはスッキリしています。
ダルバートは、どこも同じような見た目ですが、使っている豆だったり、タルカリの野菜だったり、辛さ、生姜やニンニクの量などが微妙に異なり、毎回どんなダルバートが出てくるか楽しみでした。薪を使った炊きたてのご飯は最高です!
フライドポテト with ベジタブル(Fried Potato with Veg.)
これは人が食べているのを見て、食べてみたらおいしくてとっても気に入った料理です。
「フライドポテト」と言われると揚げたポテトを想像しますが、これは茹でた小ぶりのジャガイモを野菜と一緒に炒めたもの。フライドライス(炒飯)のポテト版という感じです。大盛りなので、これだけでお腹がいっぱいになります。そして、この料理は大抵の場合が辛くないので、辛いのが苦手な人にもおすすめです。
バリエーションとしては、Fried Potato with EggやFried Potato with Cheeseがある場合もあります。
ネパールのじゃがいもはとてもおいしくて、タルカリに使うほか、おやつに茹でたものをそのまま食べたり、小麦粉と混ぜてポテトブレッドにして食べたりもします。
シェルパシチュー(Sherpa Stew)
エベレストエリアで食べられるメニューです。すいとん、ポテト、お米、じゃがいも、にんじんなど、その時にあるものを入れたシチューです。これも他のトレッカーにオススメされたもの。具沢山でボリューム満点です。
とても温まるので寒い時や食欲がない時におすすめです。辛味はありません。
タンドゥック(Thenthuk)
マナスルエリアやアンナプルナサーキットで食べられる料理。シェルパシチューと似ており、手打ちの太い麺と野菜が煮込まれており、ほっとする味です。それほどお腹が空いていない夜によく食べていました。朝食としてもおすすめです。
ベジフライドライス(Veg. Fried Rice)
炒飯です。
ネパールの炒飯は油が少なめでパラっとしています。塩味でシンプルな味付けなので食べやすいです。バリエーションとしてはEgg Fried RiceやCheese Fried Rice、場所によってはChiken Fried Riceがあります。山の中で食べるお肉はフレッシュかどうかわからないので食べないという西洋人もたくさんいました。
ベジフライドヌードル(Veg. Fried Noodle)
焼きそばです。ネパール語ではチョーメン。
チョーメン用の麺またはスパゲティを野菜と一緒に炒めたものです。大抵は塩味で、場所によっては中国醤油味のところもあります。こちらも辛くありません。フライドライスと同様に卵付きやチーズ付きもあります。
他にはどんな料理があるの?
スパゲティー
マカロニ
スイスロスティ
ピザ
カレー
スプリングロール
などなど、メニューは豊富です。
その地域にしかない料理があるエリアもあるので、それを試すのも楽しいです。
朝食は何を食べるの?
チャパティやチベタンブレッド(揚げパン)、パンケーキ、オーツポリッジのどれかを日替わりで食べていました。
朝でもフライドライスやテンドゥックも作ってくれます。
メニューが豊富なので、長期間でも飽きることはないと思います。
色々試してお気に入りを見つけてくださいね!
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