DAY17 ディンボチェ(4349m)→ ショマレ (4010m)→ パンボチェ (3930m)→ ポルツェ(3810m)
もう、ディンボチェを下りるなんて、と思うと寂しいが、今日下りないと一生帰れない気がする。
クサンは1ヶ月でもいてくれていいよ、と言ってくれたが、本当にそれができそうな居心地の良さだった。
クサンや奥さん、スタッフの皆さんと写真を撮っていたら9時過ぎた。
奥さんが最後にカタをかけてくれた。何度いただいても本当に嬉しい。
カタは、旅立ちの際に旅の安全を祈願したり、歓迎の意味だったりで送るスカーフのこと。
本当に良くしてもらって、ありがたい場所だった。
日本人はみんなここに泊まったらいいよ。結局合計で6泊もしちゃった。
あっという間に時間が過ぎていった。
クサン本当にありがとう。
はたして今日は歩けるんだろうか、と思いながら出発。
名残惜しく、何度も振り返りながら歩く。
パンボチェの上の村へ緩やかに登っていくところがなかなかしんどい。
でもやっぱり上を歩いている方が見晴らしが良い。
村への入り口は、往路でこっちから行ったほうが近道だからと教えてもらった道に続いていた。
なるほど、そのまま上を行けばよかったんだね。
今日はパンボチェで楽しみにしていたことがあった。
ニマカンチャからパンボチェゴンパで読経会があることを教えてもらった。
すっかりお経の音にハマった私は、是非また聞きたいと思っていたのだ。
そんなわけで、村へ入るとゴンパを目がけて一直線。
しかし、到着したらちょうどみなさんお昼を食べていて、読経は聞けない。
のこのこと入っていくのも、なんだか気まずいしなぁ。
うーん、じゃあ私も先にお昼を食べるかと思い、近くのロッジへ。
その途中、私がウロウロしているものだから、女性のグループの1人が「何か探しているの?」と聞いてくれて、
「ゴンパを訪問しようと思ったんだけど、今ご飯中みたいだから私もランチしてから戻ってくるね」と伝えた。
日当たりの良いお庭で日向ぼっこしながらランチを待つ至福の時。
今日はベジフライドポテトにした。
じゃがいもがおっきくてゴロゴロしていておいしかった。
ただ、ケチャップっぽいソースが化学調味料の味で後から少し気持ち悪くなってしまった。
その間にランチを終えたお坊さんたちが散歩に繰り出しに来た。
この近辺以外からも集まっているのだろうか、少し雰囲気の違う人たちもいた。
チベットコートを着ている若者はチベタンみたいだ!
結局、読経はまだまだ始まらなそうなので、先に進むことにした。
ポルツェまで、ゆっくり行って3時間と何人かに言われる。
さあ、3時間で着くかな。
このトラバース道、景色は絶景。
行きに歩いた道が見えるのも感慨深かった。
ポルツェに向かっているのは1グループだけ、向こうから来る人は何人かいたけど、タンボチェルートに比べると圧倒的に少なかった。
何度も立ち止まりながら、アップダウンにうんざりしながら亀のような歩みでも歩き続ければ着くんだよな。
人間の足ってすごい。
まだかまだかと何度も思いながらようやくポルツェの村の上に出た。
谷に向かって村ができている。
ちょうどガスってきてしまい、一気に寒くなった。
静かな村だ。
さあ、どこのロッジにするか、そして、どうやっても降りるの?
石壁が多くて道が分かりにくい。
上から見てきれいそうに見えたLittle Sherpa Lodgeに行くことにした。
なんとか辿り着き、部屋へ案内してもらい、着替えてベッドに倒れ込む。
夕食まで少し寝よう。
18時過ぎに、隣の人を「ご飯できたよ」と呼びにきた声で起きた。
「わ!もうそんな時間!?」
のろのろと起き上がり、ダイニングへ。
夕食はシェルパシチュー。
久しぶりに完璧なシェルパシチューが出てきた!
こういうのを求めていたよ。
頭痛もあるし(風邪?)、咳もひどいし、ゴーキョに行く前に4000m以下のこのポルツェで回復させたほうが良いだろうと思い、もう一泊しようと思いながら寝た。
DAY18 ポルツェ(3810m) *休息日
8時頃がんばって起きて、もう一泊することを伝えた。
お湯を頼んでサマハンを飲む。
まさか高山病ではなくただの風邪だと思うが、なかなかしんどい風邪だ。
こんなに頭痛が続くって何だろう?
とりあえず、ひたすらに寝ることにした。
標高低いからかよく寝れる。
トイレに行く以外は寝ていた。
昼間はこんなに陽が当たって暖かくなるのかと感動するくらい昨日の夕方とは全然違った。
今から思えば高山病だったのかも知れない。
私の場合、標高が高いところに行った夜に高山病の症状が発生することが多く、そのパターンだったのかも知れない。
標高6000m超えの場所に行ったから。
ロブチェピークの疲労が取れていないのだろう。
ランチもスキップしてひたすら寝る。
トイレには3時間おきに行きたくなり、布団の中で葛藤しながらなんとか起きて行く。
なんでこんなにトイレに行きたくなるんだ?そんなに水分取ってないのに、と思ったが、
そっか、標高下がって浮腫んでいた分が排出量され出したのか!
4000mの見えないボーダーすごいなぁ。
そんなに浮腫んでいないと思っていたけど、本当の自分のサイズを忘れている。
夕食は食べようとのろのろとキッチンへ行き声をかけると、
「Hello!」(生きてたの!?)みたいな反応!
またシェルパシチューとお湯(タトパニ)を頼む。
なかなかお湯が来ないのでキッチンに言いに行くと、「あー、タトパニ忘れてたー!」という感じですぐに入れてくれた。
今日のシェルパシチューはパスタが入っていて昨日の方が好きだったが、調子の悪い時に食べる食べ物としてシェルパシチューってとても良い。
そして、また寝る。
明日は良くなっていると意図して寝た。
夜中も3時間おきにトイレ。
何か変な病気かと思ったけど、ただ標高が下がって排出されているだけだと分かってホッとした。
こんなんだったら、ディンボチェでもう1泊2泊したら良かったとちらっと思った。
DAY19 ポルツェ(3810m) → ポルツェタンガ(3250m)→ ドーレ(4200m)
朝起きたら少し具合がよくなっていてよかったと思うが、相変わらずの頭痛があり気になる。
ただの風邪だと良いのだが。
ポルツェは静かな村だった。
ここにはKhumbu Climbing Centerがある。ネパール人ガイドやまた海外のガイドやレンジャーが、テクニカルスキルや、救助や応急処置を学ぶ場となっている。
オンシーズンは忙しいので、センターは閉まっているが、冬になるとトレーニングが行われるそう。
プンキタンガまでは結構急な道を下る。
滑りやすいので丁寧に歩く。
せっかく登った道を下る悲しさよ。
途中でネパリポリスが後ろからやってきて、そのうちの1人と少し話しながら歩く。
彼らは対岸の施設に行くそう。
ネパールの給料は安いから、数年後にUKに行って働いてお金稼ぐんだ、と言っていた。
川まで下って一休み。
中のメリノウールのシャツを脱いだけど、この後は日陰で結構寒かったのでまた後で着ることになった。
ネパリポリスが、ここからショートカットと言って教えてくれた道はかなり急でくたびれた。
しかし、体が軽い!とも思った。
あの、体の重さは標高だったんだ、とすっかり忘れていた自分にも驚く。
あぁ、私も高地に強くなりたい。
この道沿いには滝が沢山あって、一部が凍っていてなかなか迫力があった。
滝沿いはやはり寒い。
生理になったことに気づく。
予定より1週間くらい早いが、高地では周期がずれてしまうのは毎度のこと。
道は緩やかかのだが、標高4000m付近になると、
「あれ?高知順応したんじゃなかったっけ?」と首を傾げたくなるほど、なかなか思うように歩けない。
すぐに疲れてしまうのだ。
風邪ひいているからかな?
ロブチェの疲れがまだ取れていないのかな?
生理だからかな?
など、色々考えながら歩いた。
そして、もう今日ドーレに泊まるのでいいかも、と思い始めた。
(当初はマッツェルモまで行くことを考えていた)
ドーレに着いたのは13時。
一応ランチ食べてから考えよう、と思っていたので
「メニューディノス?」(メニューください)
と言ったらネパール語を話せるのかと思われ、普通にネパール語でたくさん話しかけられたので面白かった。
先にお客がいて、フライドライスだったらすぐにできると言われたが、ダルバートにした。
今回はあまりフライドライス食べてない。
「今日はどっから来たの?」とか
「EBCに行って来たの?」
というお決まりの質問になり、話している中で、クサンの話になった。なんと知り合いらしい!
そして、食事もおいしいので今夜はここに泊まることにして、部屋に案内してもらった。
部屋に着いて、「はいどうぞー!」と日本語で言われた時はうけてしまった。
汚れてしまったパンツ乾くかなーと思いつつ、洗濯して窓に干して、夕方暖炉で仕上げ。
きれいに落ちたことも、完全に乾いたことにもびっくり。さすがメリノウール。すごい。
疲労回復に睡眠が足りないような気がして、今日も昼寝。
この村は結構早くに陽が落ちてしまった。
夜になってダイニングへ行くと、他のお客は結構年配のイギリス人3人組のみ。
今回は会う人会う人イギリス人ばかり。
寒いので夕食はシェルパシチュー。
最近こればかり。
じゃがいもがサクサクの食感だった。
暖炉で温まって部屋へ。
またたっぷり寝よう。
思い立ってチャクラの瞑想をした。
この体調不良に効くと良いのだが。
DAY20 ドーレ(4200m)→マッチェルモ (4470m)
なかなから深くは眠れず、何度も途中で起きながら朝を迎えた。
今日は生理2日目だし、マッツェルモまでにしよう、と既に思っていた。
思いがけずゴーキョまで時間がかかってしまっているが、生理がそれを許してくれている。
朝ご飯の時に飲んだ、Ginger Lemon Honeyが美味しくて、パックのハーブティーとは全然違うわ、と驚く。
喉に沁みた。
効いた感じがする。
朝食はOats Porrige。
今回の旅では大体Oats Porrigeを食べている。
昨晩のイギリス人に「ワールドカップの結果知ってる?」と聞かれたが、ワールドカップをやっていることすら知らなかった。
その後「どこからきたの?」とか、「Going up? Going down?(上に上がるの?下に降りるの?」とおなじみの質問。
彼らはゴーキョから下りてきて今日はナムチェに行くみたい。
最後に3人それぞれが、
「Enjoy the rest of your time. And Be safe. 」
というようなことを言って先に出ていった。
今まで気づかなかったけど、
こういう言葉ってこういう場所だとすごく響くし、意味を持つなぁ。
嬉しく感じた。
どうも出発がのんびりしてしまい、8:50にロッジのオーナーに見送られてようやく出発!
私の重い荷物を見て、
「帰りもこのルートを通るんだったら、要らないもの置いていっていいよ」
と言ってくれた。
あいにく、このルートには帰ってこないので、残念だけど全部担いで行く。
まずは少し下って川を渡った。
川はどこもかしこも凍っているなぁ。
引き続き川沿いのトラバース道を歩く。
大した傾斜ではないのにすぐに足が止まってしまい、情けない。
生理のせいにしたい。笑
後ろから2人組のローカルポーターがやってきて先に行ってもらった。
暫くすると、彼らはTop hill lodgeというところで寝っ転がって休憩していた。のどかだなぁ。
お腹すいたなぁ、ということで私はここで、ココナッツチョコを食べた。
肩が痛いので、腕を回したりストレッチしたら一気に楽になった。
その後もダラダラと緩やかに登って行く。
Luzaという村にもロッジが2軒あったけど、泊まる人はほぼ居なそうな雰囲気。
村は谷にあるので少し下ってまた登ることになるのが地味にしんどい。
次のカーブを曲がったらマッツェルモが見えるかなー、というのを何回も繰り返して、ようやく姿が見えた時は、
「あー、あったー!着いたー!」
とものすごい嬉しくなった。
マッツェルモはゴーキョへ向かうルート上では一番大きな村だった。
どこにしようか毎度迷うが、日当たりが良さそうな奥のロッジまで進んだ。
まず入ったのはYeti Lodge。
とりあえずランチと食べようと思いダイニングへ行くと、入るまで気が付かなかったが、英語で話すとアジア人のビッググループがいて、大音量で音楽をかけていた。
まだこの時点では良いかと思えていたが、やがて歌えや踊れや、テンションが高すぎる。
ちょっとこれはないなと思った。
ランチはピザモードだったのでピザにした。
キャベツもチーズもたっぷりの豪華なピザが出てきて、味もおいしかった。
Lemon ginger honeyもとても沁みておいしかった。
ロッジのお母さんも良い人そうだったけど、この騒ぎは無理だと思い、「ちょっと泊まれないです」と言うと、
「そうよね、すぐ上のシェルパランドへ行って」と理解してくれたので、移動する。
Sherpa Landへ行くと、ダイニングから見えていたようで、
「ビッググループいたでしょう?」と言われた。
こちらはお客は私のみ。
4歳くらいの女の子がいてかわいかった。
ここも16時には早くも寒くなり、厚めのダウンもニット帽も被ったけどまだ寒い。
いきなり寒くなった。
標高は4500m近い。
私1人でも暖炉つけてくれるだろうか、と心配していたが、つけてくれて嬉しかった。
火は本当に暖かい。
しかし、最初青い燃料オイルだけでやっていたらすぐ消えてしまい、ということが2回繰り返され、
「うーん、何でつかないかな」と言いながら、今度は少し小枝などを入れるとようやく安定していた。
そして、しばらくしてヤクの糞も投入。
今日は久しぶりに小説を読み進めた。
夕食は、あまりおなかが空いていなかったので、こういう時こそベジモモ、と今回初のベジモモをオーダー。
意外にもボリューム満点(皮が厚い)のものが出てきて、すぐにおなかがいっぱいになり、食べ切るのに苦戦した。
夕食後、今日はまったGinger honey Lemonをオーダー。
「え?今?」と言われてしまった。
乾燥した太めのジンジャーのたっぷりの蜂蜜が美味しかった。
思わず「Soooo good!!」とお姉さんに感想を言ってしまったくらい。
火も弱まってきたことだし、部屋へ退散。
今日もチャクラの瞑想をやって寝た。
意外と夜は暖かくて朝起きた時は少し汗をかいていた。
DAY20 マッチェルモ (4470m) → ゴーキョ(4750m)
今朝起きてトイレに行ったら、なんとなくだが「あー、やっと抜けた気がする」と思った。
喉の痛み、咳、頭痛、すぐに疲れるなどの症状に苦しめられたこの数日間。
風邪と高山病と生理とが混ざっていたような感じだ。
朝食は昨晩のうちに聞かれたので、アップルポリッジとブラックマサラティーを頼んでおいた。
アップルポリッジはどこで頼んでも同じ味。ポリッジにスライスしたりんごまたは小さく切ったリンゴが載っている。
ブラックマサラティーは今回初。(マサラティー = チャイのミルクと砂糖なし)
思った通りの味だけど、すこし甘いのが欲しくなっているので、黒糖持ってきておけばよかった。
「ゴーキョではどこに泊まるか決まっている?」
と聞かれ、ポルツェ→ドーレの間に会ったおじちゃんにもらったカードを見せると、
「そこ(gokyo Lake side)はおっきいロッジだからグループが多いかもよ?親戚がやってる宿があるからそこがいいわよ。」
と紙切れにロッジの名前を書いてくれた。
Himalaya Panorama
一番最初に出てくる宿とのこと。
考えてみよう。
さて、出発しようとして「このロッジの前の道から行ける?」と聞いたら、
「少し前に(昨日の)ビッググループが行ったから、彼らに付いていったらいいわ」
と言われた。
最初の登りが結構きつかった。
しかし、昨日までみたいにすぐに止まらなくて歩けたのがびっくり。
やっぱり調子が戻ってきたようだ。
丘に上がると、何軒かロッジがあった。
ゴーキョはコチラという矢印が自分のロッジを通るように書かれているため、どっちでもゴーキョに行けるのに混乱させられる仕様。
その後はだいたい緩やかな道だった。
この辺は岩が多い。
右側にはゴーゴー流れる川。
道のすぐ左にも山側からの水が流れていた。
この水どっから来ているのか不思議で、突然出てる感じだった。
この辺りには湖が5つあるが、まず最初の湖に到着。
ファーストレイクが思いの外きれいで、ハッとした。
これは屋久島みたいな色!
写真を撮りまくってしまった。
鴨みたいな水鳥も四羽浮かんでいた。
羽毛ってすごいよね。
こんな一部凍っているような水温でも大丈夫なんだもんね。
そして、セカンドレイクもこれまた同じようにきれいではないか!!
すごい。
前回はチョラパスを超えてきたので、このルートは初めてだが、こちらから上がってくるコースの醍醐味はこれだろう。
ファーストレイク、セカンドレイク、サードレイク=ゴーキョレイク、この3つがちょうど良い間隔であるので、ファーストレイクが出てきた後は楽しみができて、それで気がまぎれた感じになったのがよかった。
そして、前方に丘が見えて、まさかあの丘登るの?結構高さありそうだけど~、と思ったらそれはゴーキョリで、ゴーキョまではもうそれほどアップダウンなさそうなことがわかり一安心。
どうやってゴーキョが現れるのか楽しみだな〜、と思っていたらまず、湖のきれいなブルーが見えてきた。
おー!着いた!
さて、ロッジたちはどこかな?
と思っていたら、更に進んだ方だった。
わー、やっと着いた!
ゴーキョは相変わらずきれい。
さて、その勧められたロッジはどこかな?あのビッググループはどこに泊まるかな?
文字が読みにくかったけど、確かにHimalaya Panoramaは最初といえば最初のロッジだ。
最初のロッジが3軒くらいあるが、、、。
ちょうど外にお姉さんがいたので、
「ビッググループいる?」と聞くと
「いないわよ。」と帰ってきたので、このロッジに泊まることにした。
ではまずランチと思い、ひさびさのダルバート。
食欲も戻ってきた。
なんと1200rpもした!日本円で1200円!!今回の旅で最高値です。
マッツェルモのSherpa Landから来たというとブラックティーを出してくれた。
こちらにも3-4歳の女の子がいて、1人遊びしていてかわいい。
ダイニングからは湖が見え、なかなかの良い景色。
すぐ下がGokyo Lake Side Lodgeだった。
Wifiは無料よと言われたが、使うのはLake Sideのか、その下のMountain View Lodgeのとのことなので弱い。
1時間くらい待たされてダルバートが出てきた。
タルカリにじゃがいもが入ってなくて、青菜とにんじんの炒め物だった。
青菜の味の濃いこと!
どこから野菜は持ってきているのだろう?ポーターが色々売りにくるのかな?
ダルもどんぶりで出てきたが、ご飯もどんぶりの量で盛られていたので多くて食べ切るのに苦戦した。
ランチの後はちょっとだけ周りを散策した。
新しく大型になった建物が目立つ。
さすがゴーキョは進化するねぇ。
前回泊まったロッジは、実は泊まっているロッジのすぐ後ろだった。
そして、前回はあのロッジもすごく混んでいて、ポーターはテントになっていたけど、今回はやってるの?というような雰囲気。後から聞いたらもう冬だから閉めてカトマンズに帰ったとのこと!
そっか、もう12月でオフシーズンに入っているようだ。
この宿も、クリスマスの後は閉めてクムジュンに帰るらしい。
ほとんどみんな帰っちゃうけど1軒だけ開けている宿があるそうだ。
そして、3月に戻ってくるとのこと。
夕食はいらないかと思っていたが、少しおなかが空いてきたのでシェルパシチューにした。
おいしかった。
「明日は朝からゴーキョリに行くから朝ごはんはいらないよ。帰ってきたらランチ食べるね」と伝える。
サーモスにお湯、ナルゲンに水をもらって(顔洗う用)、お休みなさい。
現地ガイドもゴーキョが一番好きという人が多い、ゴーキョ。
今日入れて3泊する。
12月に入り、オフシーズンになってきているようで、人が少なくますますのんびりした雰囲気だ。
続く
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