トレイル名/Pouakai Crossing
場所/ポウアカイクロッシング
歩行時間/往復7時間半〜9時間半
さて、トレッキングの旅は北島に入ります。
まずは、富士山に似た美しい円錐形のタラナキ山にやってきました。
ポウアカイクロッシングはこのタラナキ山の麓北部分の見所を歩くトレイルです。
タラナキの他のトランピングには、ポウアカイサーキット(2−3日)やサミットクライム(8時間)、アラウンド・ザ・マウンテン・サーキット(4−5日)があります。
今回は日帰りの時間しかなかったので、サミットクライムとポウアカイクロッシングの2択でしたが、サミットクライムはなかなかハードという噂を聞いたのとこの日は天気がよくなかったので、山頂を目指すのではなく、ポウアカイクロッシングを歩くことにしました。
How to Visit
タラナキのトランピングにはニュープリマスという町に泊まるのが便利です。
ここにもYHA(Sunflower lodge)があり、庭もあったのでとても居心地が良い場所でした。
ポウアカイクロッシングは一方通行で出発地点と終了地点が異なりますが、シャトル(Taranaki Mountain Shuttle)を予約しておけば、
ニュープリマス市内〜出発地点(Egmont National Park Visitor Centre)
終着地点(Mangorei Road end)〜ニュープリマス市内
の送迎をしてくれます。2018年の2月時点でNZ45$でした。
2名以上の予約で一人35$です。
私はYHAの宿で予約をしてもらいました。
Pouakai Crossing
というわけで、宿泊していたYHAにシャトルが迎えに来てくれて45分ほどでエグモンドナショナルパークに到着。
乗客は3名(!)。
ここにはトイレがあります。
トイレを済ませて、さあ出発します。
案内版がありますが、「ポウアカイクロッシング」の文字がないので、いきなりどっち?となりますが、一番上の「Ram Track-Kaiauai Track-Pouakai Hut」の方向へ進みます。
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あいにく雲が多く、青空は見えませんが、雲の隙間から光がさしてとても神秘的。
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ギュギュッと植物が詰まった道を進みます。
ぱっと見るだけでも何種類もの植物が共生しており生命の迫力が溢れています。
天気があまり良くないからという理由だけでは無いような気がしますが、人がいません。
独り占めのような静かな山歩き。
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まだまだ裾野近く
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光と墨絵のようなグラデーションに心を奪われ、
30回もシャッター押してました。
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岩がゴロゴロ
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いろんな種類の白い小さなお花
かわいらしい
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屋久島みたいな、八ヶ岳みたいな、ネパールみたいな水と苔の世界
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見渡す限りの緑!!
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永遠に続くかのような低木とシダの道。
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見事に上半分が切れてる不思議な景色
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木って葉っぱがなくなると形がよくわかる。
正に中心からどんどん伸びていっている、その過程が手に取るよう。
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自然界はアートだなぁ。
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湿原に出ました。
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一旦下りたものの、またすぐに登り返します。
雲の中には山頂があるはず!
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再び苔の森。
ひゃ〜!!
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この先に少し寄り道すると、タラナキ山(頂)が映るという池があります。
曇っているので、池に映るのを見るのは難しいだろうな、、、
と思いながらもミラクルが起こる希望が捨てられず、向かってみます。
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やっぱり見えません。
迎えの車まで、時間があるのでしばらく待ってみたものの、結局晴れることはなく・・・。
ここはタラナキでも有数の絶景スポットなため、何人かと会いました。
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池を後にして引き返すと、途中で会った女の子達に
「リフレクションは見えた?」
と聞かれました。
「見れなかったよぉ。。。」
そうだよね、という風に言いながら彼女達も一応行ってみるわ〜という感じて進んでいきました。
なんとなくここまできたら「見れないこと」ですら自分の目で確認しておきたいよね。
そして、最後は苔の森です。
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こんなに素晴らしい森が待ち受けていたとは!!!
とっても私の好みなので、最後のこの部分が一番好きでした。
晴れていてもっと景色が見れたらまた違う楽しさがあったのでしょう。
というわけで、また次回NZに行ったら晴れた日にじっくりと歩いてみたいと思います。
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