屋久島は小さな島なので、海からスタートして、山頂まで行ってまた海に降りるという島縦断(横断)縦走ができます。
ルートは色々あるけれど、今回は、
楠川の海〜楠川歩道〜白谷雲水峡〜縄文杉〜宮之浦岳〜永田岳〜花山歩道〜大川の滝の海
を4泊5日でゆったり歩いてきました。
このルートはその気になれば2泊3日でも可能ですが、バスの都合と長く山にいたかったのとで、4泊になりました。
前半は、白谷雲水峡や縄文杉といった屋久島の中でも最も人が集まる場所だったので賑やかな山行を、後半は静かな山行を楽しみました。
ルートの大半が森の中。
一人で黙々と歩いていると、その静かな森の中で、何年、何百年、何千年と生きている木たちが出迎えてくれ、そこに存在してくれていることに、じんわりとありがとうという気持ちが湧いてきました。
この森があるからこそ私(達)が生きていられる、ということを今までより深いレベルで体感したような感覚でした。
3日目に稜線に出ると、
たくさんの山々が連なり、更にその奥には海まで見え、この圧倒的な大自然の中にいると、自分の小ささを感じてなぜかとても安心しました。
自分の小ささと共に圧倒的に巨大な豊かな自然があることに、安心し、
そして地球という巨大なものに包まれているような、そんな感覚。
屋久島にいると、水の流れが本当によくわかる。
あぁ、雨ってこうやって降るんだな、ということが目に見える。
今回の山行は、私も海から山へ移動したので、
まるで海から水蒸気になった水が雨となって山に降り、川となり海へまた戻って行く循環を体験したような旅となりました。
5日間はあっという間で、またいつものごとく、降りたいようなまだ留まりたいような、そんな気持ちで下山しました。
降りてから大川の滝の海で足に水をつけた時の気持ちよかったこと!!
山好きの人にも、ネパールが好きな人にも、ネパールでトレッキングをしたい人にも、美しい世界を感じたい人にも、何かに挑戦したい人にもオススメです。
”こんなにも美しい大自然の中で、目一杯体を使い、五感をフル稼働させて体感した先にあったのは、自分への信頼と美しい地球に生きていることへの喜びだった”
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女ひとりで26日間 ヒマラヤを歩いてみれば〜大自然と自分に繋がる旅〜