だんだん高度が上がってきて、この日は標高4200mのレダーという村に到着しました。森林限界も超え、広々とした景色の良い場所。
前日に泊まっていたカンシャーから約500m標高が上がったことになります。
まだ12時半だったので、4軒しかロッジがないのにもかかわらず、それほど埋まっていなそう。
10時頃お茶休憩しているベンとヤルティに会い一緒に出発したものの、また途中で差ができて逸れてしまっていました。
彼らはもうすでに到着しているはずだけれども、姿が見当たらず、探しながら村の端まで来てしまいました。
あれ?いないなぁ。
まさか、先の村まで行ったわけではなさそうなので、再び来た道を戻りながら探してみます。
すると、ベンが迎えに来てくれました!
村に入って最初のロッジにいました。
ありがたいことに、私の部屋も確保しておいてくれました。しかもダブルベッドで部屋の窓からは山が見える良い部屋。
早い時間に着いたので洗濯。
この数日間はロッジに到着する頃にはもう曇っていたので、洗濯が溜まっていたのです。午前中、お茶休憩していた時にベンも「今日は早く着くから洗濯だー!」と言っていたが、もうシャワーも浴びて庭で洗濯していたところ、私が見えて迎えに来てくれたようでした。
2つのバケツに水を入れ、1つは洗剤入り、もう1つはリンス用として3人で一緒に洗いました。きれいになっているのかは謎だけど、まあ臭いが取れれば良し。ある程度の割り切りは必要です。
それにしても、この雄大な景色の中、青空の下洗濯するのは最高に気持ちがいい。私が1番最後に到着したのに、2人の洗濯物の量が多くて、私が洗濯を終えてもまだしばらく洗濯を続けていたのが面白かった。
晴れて風も強いのでよく乾きそう。と思っていたら乾きつつも凍っていました。
洗濯を終えると、やっとランチタイム。3人揃ってダルバート。皆、お腹が空いていました。それでも4000mを超えて、ダルバートが食べづらくなった気がしました。ご飯がなかなか減りません。2人は辛いものが好きなので、辛いアチャールは彼らにあげました。
お昼頃ロッジに到着すると、その後の時間の流れが全然違います。
今日はまだ時間がたくさんあったので、ヤツィというサイコロゲームをしました。
サイコロを振るだけなので単純だが、結構面白くて何度もやりました。
なんてことない午後だったけど、
なんだか幸せな午後でした。
山好きの人にも、ネパールが好きな人にも、ネパールでトレッキングをしたい人にも、美しい世界を感じたい人にも、何かに挑戦したい人にもオススメです。
”こんなにも美しい大自然の中で、目一杯体を使い、五感をフル稼働させて体感した先にあったのは、自分への信頼と美しい地球に生きていることへの喜びだった”
詳細はこちらから
↓
女ひとりで26日間 ヒマラヤを歩いてみれば〜大自然と自分に繋がる旅〜