DAY7
Angelus Hut → Speargrass Hut → DOC car park shelter → Kerry Bey Campsite(18 km)
薄曇りですが、日の出が見れました。
今日は、出発地点のSt.ArnandのKerry Bey Campsiteに戻ります。
昨日歩いてきた方とは逆側へ下ります。
Lake Angelusも見納めです。
きれいだな。
山々に囲まれた山中湖。
よく見つけたなとすら思ってしまいます。
左の山もかっこいい。
ひたすら下り。
こういう道は気持ちが良いです。
ベジタブルシープ (Vegtable sheep)に付いている朝露がコロコロしていてかわいい。
この谷沿いにトレイルがあります。
この川の脇を歩いていますが、時々道が川の右⇔左と変わります。
つまり川を渡ります!
かなり水量が多くて、岩渡りでは対応できないところもあり、何度も靴を脱いだり履いたりして渡っていきます。
ちょっと面倒。
でも靴を濡らしたくない!
なんとか靴を濡らさずに歩いていたのに、最後の最後でバランスを崩し、川に落ちました。
チーン。
700m程おりてSpeargrass Hutの近くまでやってきた所で、広い河原があったのでそこでランチ休憩にしました。
Speargrass Hutの手前はぬかるみがすごくて、ここ道なの?と思う箇所が続きました。
靴を脱いでサンダルで歩いてみたのですが、まあ、沼っていきます。
ちょっと焦りました。
またテントも乾かして、少し軽くなったかな。
足を水につけてリフレッシュ。
この後は樹林帯を2時間ほど歩いて、駐車場に到着。
Angelus Hutからは道がふた通りあり、私が通ってきた道ではない方へ行っていた方も多かったので、そちらの道の方が歩きやすいのかもしれません。
駐車場からは砂利道を歩いてキャンプ場へ向かいます。
ヒッチハイクしたくなりましたが、勇気がなく歩きます。
はい、Lake Rotoitiに戻ってきました!
キャンプ場の予約はしてありましたが、チェックイン時間が過ぎています。
しかもDOCオフィスにて、と書いてあったのですが、歩くと少し遠いんです。上り坂だし。
近くにいたキャンパーに聞いてみたら昨日はスタッフがチェックしに回ってきたから大丈夫じゃない?とのこと。
予約時に支払いもしているのでまあ大丈夫でしょう。
テントも張れたので、湖へ行ってみます。
きれいな水。
足をつけるとひゃ、冷たい!
結局トレッキング中には水浴びができなかったので、今日こそは入りたかったのですが、これはちょっと厳しいかなと、
手ぬぐいを水で濡らして体を拭くに留めました。
が、しばらくするとご夫婦がやってきて、2人で湖に飛び込みました。
そんな2人を横目で見る私。
気持ち良さそう〜。
うずうずしてきました。
というわけで、私も思い切って入ってみることに!
最初だけひやっと冷たいですが、わー気持ちい!!
とてもさっぱりしました。
DAY8
St.Arnand → Nelson (車)
今日はシャトルバスでネルソンに帰ります。
朝のキャンプ場。
まだ静かです。
10分くらい歩いて集合場所のガソリンスダンドへ。
早く着いたので、併設されているお店をぶらぶら。
驚くことに、食材から雑貨、虫除けスプレーなど小さなお店にキャンプに必要なものが全て置いてありました。
何か温かいものを食べたいなと思いホットサンドとコーヒーを注文。
外のベンチで食べているとFree Wifiがあることに気付き、インターネットに繋げました。
すると!
シャトルバスの会社からメールが来ています。
なんと、今日の迎えが16時になってしまうとのこと。
予約したのは8:15。
そんな遅延ってあるの?
という感じだが、おそらくこちらに送ってくるお客さんの都合だろう。
3時間くらいなら待てるけど、流石に8時間待つのはしんどい。
しかも明日からまたエーベルタスマントラックを歩きに行くので、洗濯したり食料補給のためにスーパーに行ったりしたいので、早く帰りたいのだ。
うーん、どうしよう。
とりあえずこの会社に電話してみることに。
私は英語がそんなに得意ではないので、電話で話すのは本当に苦手(聞き取れるか不安)なのですが、
やるしかない!
ということで電話をすると、やはり迎えの時間を早めることはできないそう。
明日からのトレッキングのため、早く帰りたいことを細かく説明すると、ランドリーは向かいのロッジにあるし、スーパーは22時まで空いているから大丈夫と言われてしまう。
うううっ。
やっぱり待てないなあ。
「他にシャトルバスの会社知らないか?とか何か良いアイディアない?」と聞いてみると、
他の会社を教えてくれたけど、電話を切ってから調べたらチャーターになってとても払える値段ではなかった。
また、他のアイディアとして
「ヒッチハイクしたらどう?」との提案。
もしヒッチハイクで帰ってきたら返金するからまた連絡してと。
わー、ヒッチハイクか。
2018年の旅でヒッチハイクをトライしたがイマイチちゃんとはできなかったので、ドキドキする。
しかしここはもうそれしか選択肢がないと、挑戦してみることにした。
道路脇の目立ちそうな所に立って、親指を立てて、1台1台見つめてみる。
中には笑ってくれる人もいたが停まってはくれない。
こちらもそれに釣られて困った笑い。
10分くらいしたら、このお店に寄った男性が「どこまで行きたいの?」と話しかけてくれた。
「Nelsonまで」というと
「僕もNelsonに行くからいいよ」
と言ってくれました!
わー、なんとなんと!
まさかの神様君臨!!
「シャトルバスを予約していたんだけど、時間が遅くなってしまって・・・本当に助かるわ、ありがとう」と言って車に乗り込んだ。
この人は、山でレスキューの仕事をしているそうで、1週間くらい山に滞在していて今日ようやく家に帰るところ出そう。
朝のコーヒーを買うためにお店に寄ったんだって。
あぁ、レスキューの仕事をするような人だから、きっと困っている人を放っておけなかったんだね、と思う。
ネルソンまでは1時間で到着。
あまり英語がわからなくて話が盛り上がらなかったのが申し訳ないが、無事にネルソンに到着してスーパーで下ろしてくれました。
ドライフードばかりの山生活の後はフルーツが食べたくなるよね、という話をしていたので、
良かったらこれでフルーツを買って、と少しお礼を渡しました。
結果、シャトルバスより早く到着したし、人の優しさにも触れられて良い経験になりました。
・・・トラバースサビーンサーキット完・・・