2022年11月当時、日本はまだコロナ禍でしたがようやく比較的制限なく旅行ができるようになってきた頃でした。
今までと違う旅、記録として残しておこうと思います。
屋久島から成田まで
私は屋久島に住んでいるので、海外に行くときは少し面倒です。
天候が悪いと屋久島→鹿児島間の飛行機が欠航になることもあるので、念の為国際線のフライトの前日は空港近くに前泊することにしています。
また、
ネパール入国には、ワクチン接種 or PCRテストの陰性証明が必要で、ワクチンを打っていない私は陰性証明を取得する必要がありました。
屋久島でネパール入国に必要な書類をもらえる検査ができないので、羽田空港内にある検査センターで検査を受けることにしました。
そんなわけで、下記のスケジュールで移動。
1日目 屋久島から成田へ移動
- 屋久島→鹿児島 JAL
- 鹿児島→東京(羽田) スカイマーク
- 東京(羽田)→東京(成田) 高速バス
屋久島空港ではバッタリ、東京へ向かう島の友人+彼女の友人(たまたま会ったそう)に会い、鹿児島から羽田までのフライトもたまたま一緒だったのでみんなで移動。
席はバラバラでしたがそんなことある?と面白かったです。
PCRテストと両替
順調に羽田空港に到着し、PCRテスト会場へ。
初めてのPCRテスト。鼻に綿棒を突っ込まれるのが嫌だったのと、ネパールの入国に際しては唾液での検査でも構わないと書いてあったので、唾液の検査をしました。
結果は今晩メールで送られてくるとのこと。
クライミングパックの料金は米ドルでの支払いなので、必要分両替もしました。
(ネパールルピーへの両替は、現地で日本円から直接できます。)
成田空港でヒマラヤ帰りの友人と会う
成田空港で、私のヒマラヤトレッキング本を読んで、屋久島に会いにきてくれツアーに参加し、その後本当にヒマラヤを歩きに行ったYちゃんが、この日ネパールから帰ってきて成田空港に到着することがわかり、成田空港でお茶しました。
ヒマラヤに対して感じている特別な想いを語り会い、分かり合えたのがとっても嬉しかったです。
その後、私は空港近くのホテルに移動して1泊。
夜、無事に陰性結果が送られてきました。
体調は良かったので大丈夫だと思っていましたが、結果を見るのはドキドキしました。
これで陽性になり行けなくなるとまた面倒です。
国際線の出発当日
2日目 成田空港からカトマンズへ
さて翌日。
空港で陰性結果の印刷をしないといけないので、ホテルのシャトルバスで早めに空港に向かいます。
コンビニで印刷し、いざネパール航空のカウンターに並びます。
初めてのネパール航空。
乗り継ぎがあると、乗り継ぎの空港によってはワクチン証明が必要だったり、また突然の政府の方針の変化があると困るので、唯一の直行便であるネパール航空を利用することにしました。
ここで問題発生!!
ネパール大使館のサイトには、PCRテストの方法は鼻に綿棒でも唾液でも良いと書いてあったと思うのですが、
カウンターでその方法ではダメと言われてしまいました。
上記の旨を話すと、「試験方法」を記載しなければOKと言われ塗りつぶし再度印刷しにコンビニへ。
そんなので本当に良いのか?と思いつつも、ひとまずチェックインは無事に完了。
さあ、無事にネパールへ入国できるのでしょうか?
機内は90%はネパール人で、既にここからネパールが始まっておりました。
当時、日本は空港ではマスク着用義務があり、屋久島から鹿児島、鹿児島から羽田もマスク着用でしたが、
ネパール航空のCAはマスクしている人もいますがしていない人もいました。
ネパール人もほぼ全員マスクをしておりましたが、私は咳も出ないし、PCRも陰性だったし、
屋久島ではほぼマスクなし生活でマスクに慣れておらず息苦しかったので、外させてもらいました。
もちろん注意されることはなく、8時間ほどのフライトが過ぎていきました。
無事にカトマンズに到着。
気になるPCR陰性結果の紙は、通路上の小さなカウンターの係の人に渡すことになっていました。
歩きながら手渡すくらいの流れ作業で、特に中身も確認していなそうな雰囲気でした(真相はわかりませんが)。
そんなわけでもちろん、検査方法なんてどれでも良さそうでした。
ゆるい!
やはりという気もしますが、こんなもんですね。
というわけで、無事入国。
カトマンズ空港ではスタッフは誰もマスクはしておらず、特にコロナ対策の様子も見られませんでした。
マスクをしているのは日本からの便の乗客のみ。
タクシーでタメルにあるホテルへ到着。
やはり、お客さんはまだ少ないようですが、それでも少しずつ戻ってきているとの話でした。
もう夜だったので、何度も来ているファラフェルラップ屋でサクッと食事をしてホテルへ戻りました。
明日はタメルをぶらぶらしたり、マッサージを受けて明後日の出発に備えます。
続く
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