DAY1 テアナウ→コントロールゲート→レインボーリーチハット→シャロウベイ
いよいよケプラートラックのスタート!
1日目は午後から出発です。
ニュージーランドの夏は日が長いので、今日はお昼を食べてから出発としました。
昨日ミルフォードから帰ってきたばかりだしね。
テアナウで泊まっていたのはキャンプ場。
というわけで、テントをたたみ、トレッキングに不要な荷物はロッカーに預け出発です。
まずは、テアナウのDOCに寄り、Campサイトのバウチャーを貰います。
今日はとても暑い。標高も暑いからね。
初めは湖沿いの道を歩きます。
まだケプラートラックには入っていません。
30分ほど歩くと、Lake side walkの看板が現れました。
山とその手間に湖。
まるで太古のハワイのような景色が広がります。
45分ほど湖沿いを歩くとコントロールゲートに到着。
ケプラートラックを歩き終わって帰ってくる人と、コントロールゲート~40分くらい行ったところまででたくさんすれ違いました。
みんな疲れ果てている感じで、
「コントロールゲートはもう近い?」
とか
「あと何分?」
と2回ほど聞かれました。
コントロールゲートを過ぎると森の中に入りました。
森の中は夏の匂いがします。
八ヶ岳に似ている雰囲気で、生き生きとした苔もいます。
しばらく右手に川が見えていましたが、やがて見えなくなり、少しだけ登りがあって上から見下ろす形になりました。
川から離れて内陸に入るところの坂がかなり急でびっくり。
5分程度なんですけど急登でした。
暑いな~。
今日は喉が乾く。
日帰りで歩いている人や、荷物を置いて散歩しているのかな?という人にたくさんすれ違いました。
やがて、モトラウHutとの分岐が現れました。
蜘蛛の巣みたいな苔の森を過ぎると、突然Shallow Bayが現れました!
ニュージーランドはいつも突然が多い。
八ヶ岳の双子池みたい。
なんとなく雰囲気も似ているような!
海のように砂浜が広がっています。
実はここには奥の方にHutもあり、中を覗いてみました。
Hutはベッドのみ二段ベッドで8人分。
それなりに人がいます。
Hutの奥にテントを張っている人も何人かいました。
戻って、ビーチと森の境の森側の平らなところにテントを張ることにしました。
と、その前にひと泳ぎ!
汗をたくさんかいて汗臭かったのでスッキリ。
今日は冷たくなく気持ち良く感じました。
陽が出ているので濡れた服も乾きそう。
そして、テントを張ります。
だいぶテント設営にも慣れて来たと思う。
今日は上手く張れた!
ひと段落し、カメラを持って砂浜を裸足で歩いていると、
砂が熱くて、足の裏から悪いものが出て砂に吸い取られるような感覚がありました。
いい感じだ。
事前に水場をちゃんと調べておくのを忘れるという失態をやらかしました。
Shallow Bayはグレイトウォークの宿泊地ではないので、水場があるとは限りません。
その点を忘れており、案の定Hutにも水がありません。
途中で案内を見た水場までは往復で3時間くらいかかるようです。
・・・・
そんなわけで、湖の水を飲んでみることにしました。
見た目はきれいだし、よく沸騰させたら大丈夫かな?
沸騰させている間、自分の体に言いました。
「これから湖の水を体に入れます。もしかしたらいつもと違う水でびっくりするかもしれないけど、大丈夫だからね」
体よ、よろしく、という感じで。
5分ほど沸騰させてティーバックを入れてお茶しました。
そして、、、
30分経っても大丈夫なので、平気そう!
よかった〜。
(自己責任でお願いします)
ここは運良くサンドフライがほぼいません。
夕食はパタゴニアのブラックビーンスープと、ツァンパスープの残り。そしてパプリカを3切れほど。
ブラックビーンスープはもっと辛いかと思ったけれど、それほどではなかったのでおいしくいただけました。
今のところこれが1番好きかな。ボリュームも1番ある。
ドラマチックな日の入り前の景色を味わい、テントへ入りました。
おやすみなさい。
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