7:00起床。みんな既に起きていた。
結局昨日のHut Talkはあったのか、なかったのかわからなかったけれど、あったとしても参加しなくても特に問題ないようです。
今日も朝食はポリッジ。
部屋の人が全員起きていたので部屋でゆっくり荷造りできました。
8:05に出発。今日も良く晴れていて青空が見える。雲がきれい。
みんな既に出発していたので、初めは誰もいない静かな森を歩けました。
まだ太陽がサンサンという感じではなくてほんのり薄暗いのが良い雰囲気。
そのうち後ろからガイドウォークの人達が来て、先に行ってもらったり、追い抜かしたりしながら歩きました。
ガイドウォークと言ってもみんなが一緒に一列になって歩いているわけではなく、
グループ毎に、好きなペースで歩いている感じでした。
ずっとシダと苔の森を行く。
きれいだけど、ちょっと飽きちゃったなぁと思う。
トイレに行きたくなっていたのでBoatshed Shelterで行こうと思ったら水が流れない(壊れている)ということで、ここでするのは見送り。
すぐそばにシェルターがあって、ガイドウォークの人が続々と入っていきました。
ここでお茶休憩のようです。
その横の川岸がとてもきれいで、おじさんがトイレの水を流すためにポンプを直しているとのこと。
なるほど、ちゃんとすぐに対応してくれているんですね。
次のポイントはMackay fallsで、緑の中に白い滝と青い水があってとても美しかった。
思わず三脚を取りに戻り真剣に撮影。
美しい写真が撮れました。
ここで昨日会った日本人夫婦のKさんに再会できました。
写真を取り合いっこして、「またね~」といって別れたらまたこの後にも会えました。
滝を後にして、再び森の中を進みます。
なんだか単調で飽きてしまうよのね。
道も平坦だし、ひたすら歩くしかない。
お腹も空いたし、肩も痛いからちょっと荷物を降ろして道端で休憩して出発したところでKさん達に追いつかれました。
「飽きて来ちゃって」という話をしたらチョコレートを分けてくれました。
そして、ここからは一緒に歩きました。
なんと同じ市内に住んでいるということがわかってびっくりです!
Kさんが参加しているガイドウォークには他にも日本人が2組いて、もう1組はもっとご近所さん!!
世間は狭いですね。
奥さんの方は低い山が好きで高い山にはまだ行ったことがないけれど、旦那さんは山が好きでキリマンジャロとかキナバル山にいったことがあるそう。
旦那さんは奥さんを山に連れて行きたいので、まずはミルフォードで山を好きになってもらおうということで今回来たらしい。
奥さんはニュージーランドはとても気に入ったと言っていたので、旦那さんの作戦は大成功ですね。
私はネパールが良かったという話をしました。旦那さんはネパールに興味があるそう。
彼らは、ミクフォードトラックにいる鳥や動物の話を教えてくれました。
グレーの人懐っこい鳥とか、
靴をボロボロにしてしまう茶色い鳥とか(2泊目のロッジの時に言っていたのはこの鳥だ!)、
あとkiwiは24時間のうち19時間は寝ているけど起きている5時間はめちゃくちゃ激しく動いている話をしてくれました。
そんなことを話しながら歩いたのでとても楽しい時間になりました。
ランチはガイドさんがお勧めしていたという滝の側で食べることに。
ここは、滝の風圧でサンドフライが逃げるのでサンドフライを気にせずいられるらしい。
ガイドウォークの人達はサンドイッチを、私はパタゴニアのケールのスープの残りを食べました。
天気も悪く寒くなったので早々に出発。
ここでも川で泳いでいる白人がいて本当に驚く。
絶対寒いよ!!
その後もK夫婦と話しながら歩きました。
14:40、思っていたよりも早く終点のサンドフライポイントに着いてしまいました。
ここにはシェルターがあり、中でボートを待つことができます。
サンドフライは小さな蚊のような昆虫で、刺されるとめちゃくちゃ痒いです。
そして、ここは「サンドフライポイント」というだけあって、サンドフライが大量にいます。
外にいるとあっという間に刺されてしまうので、中に避難。
シェルターは道の両側にあって、ガイドウォーク用と個人ウォーク用で分かれています。
奥さんと一緒に個人ウォーク用のシェルターでボートを待ちました。
ガイドウォーク用の人に配られる、お味噌汁とお菓子を持って来てくれました。
優しいKさんのおかげで楽しいひと時を過ごせました。
やっぱり誰かと歩くのがいいね。
私は16時のボートなのでエナジーバーを食べ、日記を書きながら待つことに。
様子がわからないので、一番遅い便にしていました。
まだ1時間あります。
すると15:30にガイドさんらしき人が呼びに来て、私が最後の1人らしいので、一緒に乗っけてくれました。
ボートは10分くらいですが、ほんのりミルフォードサウンドクルーズ気分を味わえ、クルーズもなかなか良さそうだなと思いました。ただし晴れていればね!
港の前に待合室のような建物があり、ここからクルーズ船が出ているためかなり広い。
バスもこの建物の前から出発するようです。
ボートのように一本前のバスに乗れないかなと、バスを探して見ましたが、残念ながらない模様。
この近くにバックパーカーもあり、予約が取れればここに泊まって明日テアナウへ帰るプランにしたかったのですが、人気の宿なので、ドミトリーは既に満室でした。
バスは16:45に出発。ワイルドカップルはクルーズもしてきたということで、バスが一緒になりました。
なるほど、ミルフォードを歩いた後にそのままクルーズをするという手もあるんだなぁ。
ミルフォードサウンドのクルーズツアーはテアナウかクイーンズタウンから出ていますが、どちらも車で2時間以上かかるので、再びここへ来るのは結構大変です。
2時間半の後、懐かしいテアナウの町に戻ってきました。
今晩はLake side holiday parkという場所に泊まりますが、荷物はYHAに預けてあるので、YHAで降ろしてもらって、荷物を取って歩いてLake side holiday parkへ行かないとだなと思っていましたが、ラッキーなことに運転手さんがYHAで荷物をピックアップして、Lake side holiday parkまで送ってくれました。
YHAからLake side holiday parkまでは歩くと40分くらいかかるので、大助かりです。
なんと乗客4人全員がLake side holiday parkでした。
ミュルフォードトラック FINISH!!
エベレスト街道のトレッキング体験記が本になりました!
山好きの人にも、ネパールが好きな人にも、ネパールでトレッキングをしたい人にも、美しい世界を感じたい人にも、何かに挑戦したい人にもオススメです。
”こんなにも美しい大自然の中で、目一杯体を使い、五感をフル稼働させて体感した先にあったのは、自分への信頼と美しい地球に生きていることへの喜びだった”
詳細はこちらから
↓