DAY27 ルクラ(2840m)→ スルケ(2300m)→ カリーラパス(2820m)
6時過ぎにダイニングへ降りると、ピヨシもプルバも既にいた。
私はお茶だけ頼んであったまる。
6:30くらいに2人は空港へ。
カトマンズ から来た飛行機が戻るようでとりあえずカトマンズ からの飛行機が来ないと出発できないので、それでみんなのんびりしているみたい。
空港までは2分くらいだから、飛行機が来たら行けばよいということだ。
あっという間に1人になってしまった。
たった3日間だったけど誰かと一緒に過ごすとその後が寂しくなる。
私も支度して出発。
空港の横を通って、更にヘリポートの横を通り下っていく。
Surkeまではずっと下りなので気持ちは楽。
スルケに到着。
ここでトイレを借りがてら朝食を。
シェルパティーハウスに入るとネパリがたくさんいた。
ブラックティーを頼んだ後、「チャパティある?」と聞くとあるというので、チャパティーもお願いした。
まだ日が当たっていないので寒い。小学生くらいの男の子がいて、「早く食べなさい、宿題やりなさい」みたいな感じでお母さんに言われていたのはどこの国も一緒だね。
チャパティーは焼きたてのが2枚出てきて嬉しい。
おいしかった!
一枚じゃ足りないよね、といつも思う。
「いくら?」と聞くと夫婦でいくらにするか相談している模様。笑
紅茶2杯とチャパティー2枚でで400rpだった。
まあそんなものか。
トイレも借りて再び出発!!
今日は馬が多くてよく渋滞した。
この後プイヤまでは登りが多くてなかなか疲れた。
しかし、やはり標高が低いのでゴーキョなどでの登りとは訳が違う。
足がいちいちは止まらない。
スルケ以降は通った記憶があるので帰ってきた感があってそれはそれで感慨深い。
お腹が空いたので日当たり良い外の席があるところを探しながら歩いていたけど、1箇所逃してしまったらその後なく、結局行きと同じロッジでランチを食べた。
登りが多くて汗かいたけど冷えて寒いので日当たり大事だ。
行きもダルバートを食べたが、今回もダルバート。ここのダルバートは本当においしい。
ピンクのお花はもう終わりかけな雰囲気。
日が当たって気持ち良く、少しうとうとした。
プイヤからまた登りが続く。
馬のうんちが多すぎて少し匂いに気持ち悪くなる。
そして、日陰なのもあってドロドロしていて、少し滑るので注意しながら進んだ。
この辺りの森も綺麗で、行きはたくさん写真撮ったけど帰りは撮る気にならない。
疲れているのもあると思う。
15:30過ぎにソナムロッジに到着し、今日はここまでとした。
前回来た時にお茶して、泊まってみたかったというのもあるし、すっかり疲れたのもある。
汗が冷えて寒いので着ながら乾かすことにして、フリースやダウンも着て、寝袋に入る。
眠かったので夕食まで少し寝た。
相変わらずの絶景。
お部屋も清潔感で景色が良かった。
なんとカーテンがないので夜は夜景が見れたのが良かった。
夕食もダルバート。
お客さん私だけ。
このロッジには猫ちゃんがいて、きれいな薄いグレーをしている。
ご飯を貰いたいのか夕食時に私の近くにやってきた。
Wifiもないのでさっさと寝る。
アップダウンが多く、何気に疲れた一日だった。
DAY28 カリーラパス(2820m)→ カリコーラ(2035m)→ ヌンタラ(2220m)
今日はカリコーラまで行ってジープに乗る予定だったので少しゆっくり出発。
トイレで起きたけど、二度寝してしまい遅くなった。
朝焼けがきれいだった。
朝食は、はまったチャパティーとジンジャーティー。
猫ちゃんが膝の上にやってきてかわいかったのでなでたら気持ちよさそうにずっといた。
今日はカリコーラまで行ってジープに乗る予定だったので少しゆっくり出発。
トイレで起きたけど、二度寝してしまい遅くなった。
朝焼けがきれいだった。
朝食は、はまったチャパティーとジンジャーティー。
猫ちゃんが膝の上にやってきてかわいかったのでなでたら気持ちよさそうにずっといた。
カリコーラまではずっと下で2時間くらい。カリーラパスの後崖崩れの箇所を、3箇所も通るのでそこが本当にヒヤヒヤした。
足置いた瞬間から崩れていくんだもの。大丈夫なのか?これは。
そして、ジープスタンドがあるタムダーラも通り過ぎてどんどん降った。
下りは楽ちんなんて余裕にしていたら、まさかのカリコーラでジープつかまえられず。。。
カリコーラの川を渡る前にジープが走っているのを見たけど、あれを捕まえておかねばならなかったようだ。
ちーん。
カリコーラの村に到着して、トイレも行きたかったので行きと同じロッジでジンジャーティーを頼んで小休憩。
ジープのことを聞いたら
「旦那がジープを持っている、2500rp」と言われ、2000rpと交渉するとダメで、いつジープが来るのかも怪しかったのでもう少し探してみることにして先へ進んだ。
うーむ、途中で村人にジープはないか聞くが見つからない。
もしも、カリコーラからジープに乗れないのであればまだ歩かないといけないから、ゴンパ横のHill Topロッジでお昼食べようと思い寄ってみた。
ダメ元で聞いてみると、居合わせた親父が「知り合いの運転手に電話してやる」と言ってくれた。
出発はランチ食べてからで大丈夫だからと。
わーい、ここから乗れちゃうの!?
良かった、とすっかり安心してダルバートができるのを待った。
ダルバートも食べ終わったけれどジープの気配がないなぁと思っていたら、親父が「まだジープ来ないか?」とまた電話してくれた。
ジープはタムダーラにいてお客さんが集まるのを待っているらしい。
全然集まっていないようで今日出発するかも怪しいみたい。
ぎゃー!!これはヤバいぞ。
明日になっても出発するかわからないくらいなら、歩いたほうがいいわ!!と思い、ヌンタラを目指すことにした。
ここからがなかなか長かった。
すでに今日はもう歩く気がなかったし、ジュビンからヌンタラまでは登りが続く。
誰とも会わずに黙々と歩いた。
ヌンタラの村の入口で賑やかな音が聞こえてきて何かお祭りみたいな感じだった。
5年前にもタクシンドゥーで遭遇したのと似ている。
賑やかな音に一気に元気が出た。
ようやくヌンタラに到着した時はちょうど山が夕陽に照らされて赤く染まった時でなんとも御褒美みたいな景色だった。
よく頑張ったわー、この登り。
また同じ宿にチェックイン。
意外にもネパリが沢山いたおかげか暖炉もついていて暖かかった。
汗かいたので乾かしたかったから良かった。
ダメ元で、宿の親父に「この辺からジープある?」と聞くと、なんと「ある」そう!
まじ??やったー!!
知り合いに運転手に電話してくれた。
ファプルまで2.5時間。1500rpとのこと。
乗ります!!!!!
夕食はみんなでダルバート。この日は魚(ニジマス)があった。
どさっと盛られたネパリ仕様のダルバートだった。見た目は地味だが、味はおいしかった。
部屋に戻るとネズミがいた。
うぎゃー。
食べ物はビニール袋に入れて壁に吊るした。
DAY29 ヌンタラ(2220m)⇨ タクシンドゥ(2925m)⇨ ファプル(2413m)
出発は7:30と言っていたけど結局8時になる。
ネパリタイムだ。
近所のお兄さんが運転手だった。
かなりノリの良い人でたくさん話しかけてきたので楽しかった。
出発は7:30と言っていたけど結局8時になる。
ネパリタイムだ。
近所のお兄さんが運転手だった。
かなりノリの良い人でたくさん話しかけてきたので楽しかった。
お客は私とおじさんだけだったので、私は助手席に座れたので、ものすごいガタガタ道だったが酔わずに済んだ。
ネパール人って本当におしゃべりが大好きで、運転手はお客さんとずーっと話していた。
2.5時間の道のりなのに途中でお茶休憩が30分くらい入るのももう慣れた。
11時にファプルに到着。
カトマンズへ帰るジープは早朝なので、今日はのんびりしながら過ごしました。
(後日早朝でなくでもジープがあることが判明しましたが、早朝に出てもなんだかんだ夜着になってしまうので、お昼になると何時に到着できるのだろうか・・・)
DAY30 ファプル(2413m)⇨ カトマンズ
5時発と言われていたが、結局出発したのは5:40。
昨日とは打って変わって、店員オーバーのぎゅーぎゅー乗り。
このトレッキング前後のジープが、全行程の中で一番と言いたくなるほどきつい。
ファプル⇔カトマンズ間の道は、数年前に全て舗装されてきれいになったのだが、
いかんせん山道で道がくねくねしているので、多くの人が酔います。
それに加え、今回のドライバーは運転が荒く飛ばす人だったので、私も終始酔ってしまい食事も喉を通らなかった。
ただただ耐えるしかない時間。
しんどかったぁ。
やっとカトマンズのホテルに到着したのは19:20になっていた。
げっそりしていたが、馴染みのホテルに到着したらやはりホッとした。
ちょうど30日間で、トレッキング終了!
その他のロブチェーピーク関連ポストはこちらから
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- 【ロブチェピーククライミング #2】日本からカトマンズへ
- 【ロブチェピーククライミング #3】カトマンズ〜ナムチェ
- 【ロブチェピーククライミング #4】ナムチェ〜ディンボチェ
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- 【ロブチェピーククライミング #6】ディンボチェ〜ロブチェピーク〜ディンボチェ
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- 【ロブチェピーククライミング #8】ゴーキョ滞在
- 【ロブチェピーククライミング #9】ゴーキョ〜レンジョラ〜ルクラ
- 【ロブチェピーククライミング #11】ロブチェピーク振り返り
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