DAY6 ルワン(1500m)⇨ポカラ
Tea Gardenからみる朝日がとてもきれいと聞いていたので、早朝再びTea Gardenへ出かけた。
既に朝焼けが始まっており、空が茜色に染まってとてもきれい。
あいにく雲が広がって日の出が少し高い位置からになってしまったが、霞の中に浮き上がる太陽もとてもきれいだった。
山にいた5日間は毎日朝日を拝むことができ、そのことがとても充足感をもたらしてくれた。
朝食はバナナパンケーキとハッシュドポテト、そして卵焼き、更に自家製蜂蜜も出してくれた。甘いパンケーキとしょっぱいポテトは黄金の組み合わせだ。何を食べてもおいしい食事でとても幸せだった。
あれが蜂の巣だよ、と指差してくれたのは家の壁に埋め込んだ巣箱。そして私が寝させてもらった部屋の壁!昨晩この壁の方からガサゴソと音が聞こえたが、まさか蜂の音だったのかな。
ポカラ行きのジープに乗るために8:30にお家を出発。最後におでこにティカ(赤い粉)をつけてくれ、「Good Bless You」と行って花のレイを首にかけてくれた。素敵なおもてなしを受け、心はホクホクだった。
ジープはなかなか人が集まらずしばらく待ったが、その間にマチャプチャレが見えた。
なんとか人が集まり出発すると、乗客と運転手さんがずっとおしゃべりしていた。ネパリはおしゃべり好き。村の下の方で学校へ行く子供達も乗せ、1時間ほどでポカラに到着した。終点と言われた場所からレイクサイドのホテルまではまだ距離がある。
「ここが終点だけど、レイクサイドまで送っていくこともできるよ」と言われた。ここまでが500rp、レイクサイドまでは1000rpとのことだった。タクシーだとここからは400rpくらいだろうと思っていたので、そのまま送ってもらうことにした。
「ネパールは初めて?」
「5回目」
「!!」
「自分の国を気に入ってくれてありがとう」
そんな風に言ってくれたので、「こちらこそありがとう」という気分になったが、ホテルに着くとそんな気分が一瞬で消えてしまった。1000rpを渡すと、1500rpと言う。彼は500rp+1000rpという意味だったそう。私は合わせて1000rpという理解で承知した値段だった。たった5分なのに1000rpはないでしょう。ツーリストバスパークからここまでだって400rpだったんだよ。1.5時間かかるカンデだって2000rpだよ!ジープと乗用車の違いはあるけれど、それにしてもその値段はないよ。
「1000rpは高すぎるよ」というと渋々「OK」と受け取っていた。
意思疎通が上手くいかなくて残念な状況になってしまったが、無事に6日間のマルディヒマールトレッキングが終了した。
山好きの人にも、ネパールが好きな人にも、ネパールでトレッキングをしたい人にも、美しい世界を感じたい人にも、何かに挑戦したい人にもオススメです。
”こんなにも美しい大自然の中で、目一杯体を使い、五感をフル稼働させて体感した先にあったのは、自分への信頼と美しい地球に生きていることへの喜びだった”
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